結婚式って選んだり決めたりする項目がとっても多いですよね。
会場、日取り、ゲスト、ドレス、食事のコース、引き出物・・・たくさんありますが、みなさんの中でブーケってどれくらいの位置付けにありますか?
ドレスが決まらないことには考えてられない!なんて思って後回しにしていると、結局忙しくなってプランナーさんがドレスに合うって言ってくれたブーケで妥協・・・なんてこともありえます!
プロが言うのだから間違いはありませんが、せっかくの晴れ舞台なので私としては花嫁さんたちに是非こだわりと愛着のあるブーケを持って欲しいと思っています。
そこで今回は種類がいくつかあるブーケの中でも【クラッチブーケ】について紹介しますね。
この記事ではこんなことがわかります。
- そもそもクラッチブーケとは
- クラッチブーケを選ぶメリット
- クラッチブーケが綺麗に見える持ち方
- クラッチブーケの注意点
クラッチブーケを知ってご自身のなりたい花嫁さん像やこだわりポイントをハッキリさせる手助けにしてもらいたいです。
クラッチブーケを知ろう!
【クラッチブーケ】って聞いてみなさんはどんな想像をしましたか?
私は恥ずかしながら、一番最初「え?ブーケに種類があるの?」って思いました(笑)
そう、形状や特徴よりも先にそもそもブーケに種類があることすら知らなかったんですよね。でも私と同じように思った方はきっと多いはず!
まずはどんなブーケが画像を見ましょう。
クラッチブーケ

引用:ブーケエラベル公式ホームページ
どうでしょうか。想像したブーケと画像イメージは近かったですか。
私はブーケって花部分が丸いドーム型で茎は包まれて見えないイメージだったので、こういうのもウェディングブーケなんだ!?ってちょっと驚いたことを覚えています。
見て分かるクラッチブーケの特徴
- 掴むための茎部分が長めで隠れていない
- 花だけでなく茎のグリーンも鮮やかで、リボンの色味も楽しめる
- 花をぎゅっと自然に束ねたイメージのナチュラル・カジュアルテイスト
見た目の【ナチュラル・カジュアル】感から、ガーデンウェディングやレストランウェディングなどアットホームな雰囲気の結婚式で人気のブーケです。
また気取りすぎない雰囲気から二次会でそのまま使用する花嫁さんも多いんですよ。
クラッチブーケについてもっと知りたい!メリットは?

そう思いますよね。もちろん、見た目以外の特徴とそのメリットがありますので紹介します。
作りもナチュラルだからこその軽さ
一般的にブーケはワイヤーやブーケホルダーというものを用いて作られるものが多いのです。
いずれも長時間形状を保ち、給水の必要がないよう水を含ませたコットンやスポンジがついているのですが、その分ブーケに重さが生じます。
でもクラッチブーケはワイヤーやブーケホルダーを使用しない花だけを束ねたブーケなので、他のブーケに比べて軽い仕上がりになっています。

その軽さからクラッチブーケは体に負担をかけたくないマタニティウェディングでも重宝されています。
お財布に優しいリーズナブルさ
上記でも紹介したようにワイヤーやブーケホルダーを使用しないことから、他のブーケよりリーズナブルに作ることができます。
ブーケホルダーを用いるとホルダーが見えないよう多くの花を使用しますが、クラッチブーケはその必要がないため花の量が少なくてもブーケとして成立します。
使用する花の種類にもよりますが他のブーケが1万5,000円〜2万5,000円かかるのに比べて、クラッチブーケは1万円ほどから注文が可能。
そのため他のブーケより5,000円〜1万円ほど安くなるのでナチュラルかつリーズナブルを目指す花嫁さんにおすすめしたいです。
ブーケの表情が多彩
花を自然に束ねたイメージのブーケなので使用する花を選ばず、見せたい印象に合わせて作ることができます。
可憐さを引き立たせる小花ブーケ

引用:一花千公式ホームページ
シンプルでも高級感ある大人なブーケ

引用:Flower Style公式ホームページ
グリーンを使用したボタニカルなブーケ

引用:ブーケエラベル公式ホームページ
和モダンなブーケ

引用:フワラーショップ花次郎公式ホームページ
王道のブーケよりドレスや会場の雰囲気に合わせたチョイスで私だけのカラーを出したい!!というおしゃれな花嫁さんにもおすすめです。
ブーケトスの優等生!だけど・・・
結婚式といえば「ブーケトス」をイメージされる方も多いと思います。
近年ではさまざまな理由で減少しつつある演出ですが、王道な演出だからこそ少し憧れはありますよね。
でもブーケトスにはブーケの種類に限らず、いろんな失敗談があるのも悲しい事実です。
先輩花嫁のブーケトス失敗談
- 力が入りすぎて高く上がる
- 力加減がわからず届かない
- ブーケが空中でバラバラに
- 室内で行うと天井に当たる
- 未婚女性のゲストが少ない
【引用:おもてなしブライダル】


もしブーケトスをしたい場合、クラッチブーケなら軽くて投げやすく、またワイヤーなどの使用もないため万が一ゲストに当たって怪我をさせるという心配が一番少ないブーケです。
ただブーケトスはさまざまな配慮も必要ですので、ゲスト全員が楽しめる演出にすることをお忘れなく。
クラッチブーケの持ち方と注意点

と思っていただけたでしょうか。
ではここでクラッチブーケの持ち方と注意点についても確認しておきましょう。
クラッチブーケが美しく見える持ち方3パターン
「ブーケの持ち方って・・・両手で正面に持つんじゃないの?」これまたブーケについて無知だった頃の私の心の声です。
気になっていろいろ調べてみたところ、クラッチブーケには持ち方が3パターンもありました!
- 可愛らしく花を見せたい持ち方
- エレガントにブーケ全体を見せる持ち方
- スタイリッシュな印象を与える持ち方
1.可愛らしい持ち方
クラッチブーケはブーケホルダーなどを使用していないため、正面で花を上にして持つと花が上を向いてしまいゲストからは花が少し見えづらいです。
そのため正面で持つ時は花を少し前に傾けてあげると可愛らしく花を見せることができます。

引用:ブーケエラベル公式ホームページ
2.エレガントに全体を見せる持ち方
花だけでなく特徴である長い茎部分も含めてブーケ全体を見せる方法です。
正面で少し傾けて全体を見せるように持つと上品な印象になりますよ。

引用:ブーケエラベル公式ホームページ
3.気取らないスタイリッシュな持ち方
小ぶりなクラッチブーケなら片手で持つことができるので、気取らず見せたい場合におすすめの持ち方です。
他のブーケは花を下に向けることはないので、こなれ感を出すこともできます。

引用:ブーケエラベル公式ホームページ


クラッチブーケの注意点を知っておこう
クラッチブーケの注意点
- 生花ブーケ:時々給水するか、長持ちする花を選ぶ必要がある
- 生花ブーケ:茎の切り口から出る汁でドレスが汚れる可能性がある
- 生花・造花:持ち方を意識しないと美しく見せられない

茎の切り口に注意

引用:ブーケエラベル公式ホームページ

まとめ
まとめ
- ナチュラル・カジュアル感からアットホームなウェディングに向いている
- 軽くてリーズナブルに好きなイメージのブーケが作れる
- 持ち方でもさまざまな印象を与えることができる
- 生花ブーケの場合はドレスに茎が触れて汚れないよう注意する
今回はクラッチブーケに焦点をあてて紹介してみました!
私は最初「ブーケっぽくないかも」なんて思ってましたが、使用する花も豊富で持ち方でもいろんな表情を見せることができるので、クラッチブーケにすごく惹かれました!
ブーケにはクラッチブーケ以外にもいくつか種類があるのですが、そこまでピックアップすると今回は長くなってしまうので泣く泣く断念しています。
でも近々他のブーケの種類についても書くつもりですので、楽しみにしていてくださいね。
この記事、クラッチブーケについて分かりやすくまとまってた!と思っていただけたら嬉しいです。