一生に一度の結婚式。憧れの形で実現したいですよね。結婚式には和式、洋式の他にも様々な形の結婚式があります。中でも純白のウェディングドレスを着て、ヴァージンロードを歩ける洋式の結婚式に憧れる女性は多いのではないでしょうか?私もその1人です。
洋式の結婚式には「チャペル」と「教会」それぞれ少し違うことをご存じでしたか?
ここではチャペル式と教会(チャーチ式)どのような違いがあるのか説明していきます。
この記事ではこんなことがわかります。
- チャペル式と教会式(チャーチ)どのような違いがあるのか?
- 教会式(チャーチ)のメリット・デメリットは?
- チャペル式のメリット・デメリットは?
などについてご説明してきます。
「結婚式は教会で挙げたい!」と思っている方々のご参考になれば、嬉しいです!
それでは、一緒に見て行きましょう☆彡
教会式(チャーチ)とチャペル式の違いとは?
施設の違いについて簡潔にご説明させていただくと、
- 教会式(チャーチ)は正式な宗教儀式
- チャペルはセレモニーとして結婚式を行う施設
チャペルでは結婚式のみ行われますが、教会では結婚式の他にも「お葬式」や「礼拝」などキリスト教にまつわる祭事、すべてが執り行われる施設です。
教会(チャーチ)とは?
まずはチャーチについて説明します。チャーチとは、英語でキリスト教の教会・聖堂のことを指します。キリスト教の祈りの場や礼拝などの宗教儀式を行う施設です。キリスト教徒の祈りの場として常に開放しているので、基本的に誰でも自由に出入りすることが可能です。
なので気になる教会を見つけたら、事前予約など気にせず自由に見学にいけるのでいいですね。
チャペルとは?
英語でキリスト教の礼拝堂を指します。学校や空港などの公共の施設に設けられることが多く教会が所有していない建物のことです。
一方で結婚式を執り行うセレモニー施設を指します。日本ではキリスト教にあまり馴染みがないので、チャペルと聞くと後者のイメージの方が強いかと思います。
教会式(チャーチ)のメリット・デメリットは?
ここからは「教会式(チャーチ)のメリット・デメリット」について説明したいと思います。
日本人にとって教会はあまり馴染みがなく、チャペルと同じような感覚でいると、「思っていたのと違う!」とギャップが生まれてしまうかもしれませんので、しっかりと確認していきましょう!
教会式(チャーチ)でのメリットは?
メリット
- 思い出の場所として半永久的に残る
結婚式のために建てられた商業施設ではない為、リニューアルや建て替えといったことがなく、ほぼ永遠に建物が残っています。二人の思い出の場所というだけでなく、自分の子供たち、孫の世代まで同じ式場で結婚式を行うことも可能です。
- 正式な牧師、神様の前で誓うことが出来る
日本人の感覚でいうと「神前式」と同じです。教会は祈りの場ですので、神様の前で嘘、偽りなく永遠の愛を誓うことが出来ます。
- いつでも出入りできる
キリスト教の祈りの場としていつでも開放されているため、出入りが自由です。式が終わった後でも、気軽に尋ねることが出来て、2人にとっての第2のホームのような存在になることでしょう。
教会式(チャーチ)のデメリットもあるの?
デメリット
- サービス面や会場設備などに不満が残るかも
元々結婚式をするために建てられた建物ではない為、設備が整っていない場合が多いです。教会は昔からある古い建物が多いので、トイレがなかったり狭かったり、宗教上の関係で自分が望むような式ができない場合があります。
- 日曜日は挙式ができない
日曜日は礼拝がある為、基本的に結婚式を行うことはできません。また、キリスト教の祭事がある時なども行うことが出来ないので、確認が必要です。
- 着付けやメイク、披露宴会場など移動が大変
披露宴会場とは別会場になる場合がほとんどなので、移動が必要になります。さらに着付けやメイクをする場所がないため、別の所で準備をしていく必要があります。披露宴会場とのアクセスなど、移動距離なども確認しておく必要があります。
チャペル式のメリット・デメリットは?
教会式と違ってイメージがしやすいと思われる、チャペル式。
ご親族、ご友人などの結婚式が「チャペル式だった~!」などの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
日本人には、教会式(チャーチ)より馴染み深い、チャペル式。
こちらのメリット・デメリットについても見ていきましょう!
嬉しいが満載!チャペル式でのメリットは?
メリット
- 披露宴と一緒に出来るので移動が楽
結婚式を行うためのセレモニー会場なので、披露宴会場が併設されているため1つの場所ですべて行うことが出来ます。
- 自分の理想を叶えてもらえる
結婚式に特化した施設なので、教会に比べたら自由度が高いです。比較的どのような願いも聞いてらえて準備もしてもらえるので、自分がやりたい理想の結婚式を行うことが出来ます。
- 結婚式に必要なものが揃っている
自分で用意するものがほとんどありません。必要なものは会場設備にほとんど準備されてれているので、安心して任せることが出来ます。
チャペル式でのデメリットは?
デメリット
- 本物の牧師じゃない可能性も!
牧師さんは多くの場合、専門の神学校や大学の神学部での養成期間を終えていることが条件とされています。チャペル式では専属の牧師がいない場合があり、披露宴会場のスタッフが代わりに行っている場合があります。
- 慌ただしくなるかもしれない
人気の結婚式場だと1日に何組もの予約が入っており、時間が制限され慌ただしくなってしまう場合があります。
まとめ
それぞれ建物は似ていますが、建物としての本質に違いがあります。
厳かに神様の前でしっかりと永遠の愛を誓いたいのなら、教会(チャーチ)式。
セレモニーとして盛大に祝いたいのなら、チャペル式。
それぞれ自分が何を重視して結婚式をするのかをしっかり考えながら、後悔しないように決めていきましょう!