生まれ育った沖縄の地で結婚式を挙げたい!
「いちゃばりちょうでー(一度会ったら皆兄弟)!」な沖縄だから、招待人数もご祝儀事情もすべてが沖縄スタイルならではの結婚式。
招待人数もかなりの数になりそうだし、一体いくらくらいの費用がかかってくるのか気になるところですよね。
さらに、参加したことがある方なら知っている方も多いとは思いますが、沖縄ならではの結婚式スタイルや、県外からのゲストを招く際の注意点なども詳しくご説明いたします!
最後まで読んで、心配や疑問を一挙解決してくださいね♪
とにかく大勢!招待人数の平均は何人くらい?気になる費用は?
とにかく盛大な沖縄の披露宴。いちゃばりちょーでー文化の沖縄だから、親戚や友人などの付き合いがとにかく多い上に深い!さらには近所の方々までお誘いしてしまうケースも少なくはありません。そんな気になる招待人数の平均とは?
本土と比べてこんなに多いの?沖縄結婚式の平均招待人数
とにかく人数をたくさん呼んで盛大なパーティーをする文化なので、その招待人数はなんと平均すると200人〜300人くらいの規模になるのだとか。
ちなみに本土では40人〜60人くらいが平均だそうで、その差は約5倍!!!



一体いくら?気になる費用
ざっくり言うと沖縄での結婚式にかかる費用は、
- 挙式のみ…100万円程度(全国平均80万円)
- 挙式+披露宴…350万円程度(全国平均330万円)
全国平均と比べると20万円程高いですが、招待人数が約5倍も違うことを考えたら。。。


意外と安い?3つの沖縄結婚式事情
さて、その隠された沖縄ならではの結婚式や費用事情とはいったいどんなものか?
ここでは3つご紹介していきますね!
①沖縄のご祝儀事情
一般的なご祝儀の相場は、親族であれば5万円〜。友人・知人などであれば3万円程です。
しかし沖縄スタイルになると、新郎新婦との関係や会社での役職など関係なく一律1万円となっています。
もし県外からゲストを呼ぶ際にも1万円のご祝儀事情は変わらないので、ゲストにきちんとその旨を伝えておきましょう。
②食事は大皿
結婚式で出される食事はフルコースが一般的ですが、ここも沖縄スタイルの大皿で出てきます!
中華料理のようにターンテーブルを回して好きなだけ取る、言わばビュッフェスタイル。
ここに招待人数が本土よりずっと多いのに、なんだか費用がぐっとお得に感じる秘密があったんですね!
お酒も乾杯の挨拶よりもずっと前から飲んでいるのが普通のスタイルです。なんとも沖縄県民らしくてハッピーです♩
ちなみに沖縄あるあるで、口約束だけでもお祝いにかけつけて来てくれるゲストがいる事が珍しいことではありません。
もちろん事前に確定人数を把握しておけることがベストですが、こういうパターンも珍しくないのが沖縄。その場合は増えた人数分の食事代を払えばOKのようです。
③引き出物の平均相場
沖縄での結婚式の引き出物の相場価格は平均して千円程のものを選ぶカップルが多いようです。
一方本土では3千円〜1万円なのでこちらも結婚式にかかるトータル金額は少し高いとはいえ、ぐっとお得感がありますよね!
県外からゲストを呼ぶ際の注意事項

引用:ヴォヤージュドゥルミエール北谷リゾート公式ホームページ
地元で結婚式を挙げるからといって、ゲストも地元の方のみというわけではないカップルも少なくないと思います。沖縄の結婚式スタイルは本土と比べてそれはそれは特徴的なもの。
そこで県外からお祝いに来てくれるゲストが混乱してしまわないよう、いくつか事前に伝えておいた方が良いことがあります。
本土とは違う沖縄スタイルの招待状
基本招待状は手渡しで渡されることが多い沖縄ですが、県外のゲストを招待するとなると手渡しでは難しいもの。さらに、沖縄スタイルの招待状は返信用のハガキがない場合も。
一般的な結婚式の招待状には返信用のハガキがついているので、県外からのゲストが混乱しないようにきちんと口頭でそういうスタイルなんだと伝えておくか、返信用ハガキ付きの招待状を送りましょう。
大事なことだからちゃんと伝えて!沖縄スタイルのご祝儀
上記でも記載したように沖縄の結婚式でのご祝儀は「1万円」です。
そんなことは知らずに「一般的な3万円を包んだのに引き出物がなんだかさみしいものでがっかりだった」という、互いの文化の違いから起こったプチトラブル的なことも少なからずあるようなので、ご祝儀をいただく場合はきちんと伝えておきましょう。
尚、遠方から来てくれるゲストへのお車代として交通費をこちらが負担しない場合はご祝儀を受け取らないカップルが多いようです。
びっくりしないで!沖縄スタイルの披露宴
- 食事はフルコースではなく大皿で出てくること(大皿スタイルを選んだ場合)
沖縄での結婚式に参加したことのない本土からのゲストは、フルコーススタイルしか見たことがない方がほとんどだと思います。
- 乾杯よりも前に飲み始めるのが沖縄では一般的なこと
本土での結婚式では乾杯の合図があるまで絶対に飲み始めることはありません。
- 両親、親戚が一番前に座る席次なこと
本土であれば身内は一番末席に座るのが通常です。
- カチャーシー
沖縄ではお祝いやおめでたい席、お祭りなどで最後に必ず踊るカチャーシーですが、県外のゲストは知らない方がほとんどだと思います。おもむろに皆が踊り出すカチャーシーにびっくりしてしまわない様、こういうのがあるよと伝えておくと一緒に楽しめそうですよね!
とにかく本土の一般的な結婚式のスタイルとは結構違う点が多い沖縄の結婚式。何も伝えてなかったらゲストが混乱してしまう事間違いなしです!笑
ざっくりでもいいので沖縄ではこういうスタイルなんだよーと伝えてあげましょう。
まとめ
- 沖縄での結婚式にかかる費用は約350万円
- 招待人数の平均は200〜300人
わかりやすく言うと、ご祝儀を1ゲストにつき1万円いただくとした場合だいたい「人数+50〜100万円が相場」と覚えておくとよいでしょう。
- 県外からゲストを招待する際は独自のスタイルがあるということを伝える
一見、本土の結婚式より費用が高く感じるかもしれませんが、蓋を開けてみれば実はリーズナブルだったりする沖縄での結婚式費用事情。ゴージャスにこだわらずシンプルな結婚式にしてしまえばプラスマイナスゼロだった!というカップルも少なくないようですよ!
とにかくおもてなし文化は日本一と言っても過言ではない沖縄の結婚式。生まれ育った地元で家族や友人や直接はよく知らないけれどそのまた友人の皆さまに盛大に祝ってもらいましょう!
県外からのゲストを招く際には注意事項を伝えてあげることもお忘れなく♩