女性なら結婚式について、一度はこんな疑問を持ったことがあるかもしれません。「結婚式を挙げるなら、キリスト教式と神前式どちらがいいかな?」と。ウェディングドレスも、和装も、どちらも素敵ですね。
結婚式の地として人気の沖縄で、神前式を挙げたいと思う方もいるのではないでしょうか?その場合、神前式はどこで挙げられるのか、価格はいくらなのか、気になるところですね。
この記事ではこんなことがわかります。
- そもそも「神前式」ってどんな式?
- 神前式の魅力とメリットは何?
- 沖縄で神前式で挙式ができる会場はどこ?
- 沖縄の神前式の内容と価格が知りたい!
この記事では、こんな疑問にお答えしていきます。抜群のロケーションを誇る、沖縄で挙げる‟神前式”について、みていきましょう。
そもそも神前式ってどんな式?沖縄でキリスト教式との違いは?
神前式って、白無垢を着て挙げる式だというのは知っているけど、そもそもどういう式なのか、名前は聞くけど詳しくは知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。私自身が、そうでした。結婚式というと、キリスト教式の方が先に思い浮かびました。
子供の頃から結婚式というとドラマのワンシーンでよく描かれる様にふわふわで真っ白なウェディングドレスを着て、チャペルで新郎新婦が神様に愛を誓うイメージの方がありました。この2つの式の厳密な違いは何でしょうか?
神前式とは
神殿にて行われる日本の伝統的な挙式スタイルです。親族同士が結びつくという考え方で、三々九度の杯(さんさんくどのはい)を交わし、玉串拝礼(たまぐしはいれい)などの儀式を通して、神社に祀られている神様の前に2人の結婚式の報告をします。「家と家とのつながり」を重視します。基本的に、両家の親族のみの参列です。
キリスト教式とは
キリスト教のしきたりに則って、結婚を誓う挙式スタイルです。チャペルで神に愛を誓い、愛の証に指輪を好感します。挙式に参加するゲストも親族から友人、会社関係者までと幅が広いです。
違いをまとめますと、神前式の場合は、参列できるのは両親を始め兄弟や血縁関係の近い親族が中心なのに対し、キリスト教式の場合は、参列できるゲストの幅が広く、親族から友人、会社関係者まで呼ぶことができます。
神前式の魅力と神前式の良いところ
皆さんは、日本ならではの伝統的な神前式に、どんなイメージをお持ちでしょうか?ひょっとしたら、少しとっつきにくかったり、堅苦しいイメージかもしれないですね。
ですが、例えば人に置き換えても、見た目は近寄りがたくても話してみたら意外と気さくな人だった!という経験はありませんか?
神前式も、中身を知っていくと、良いところがたくさんあるんですよ。
神前式の魅力
<神前式だからこその魅力>
- 格式高く純和風な雰囲気で、伝統的な日本の挙式スタイルを体験できる
- 2人で執り行う儀式を通して、夫婦としての絆を深めることができる
- 普段なかなか着る機会のない、和装が楽しめる
- 新郎に活躍の場がある
補足になりますが、神前式では誓詞奏上(せいしそうじょう)と呼ばれる儀式が行われ新郎が神前にて結婚の誓いを神様に述べるので、旦那さんになるパートナーの男らしさや、かっこいい所を見たい女性にはピッタリの挙式スタイルですね!
色鮮やかな和装も和美人に仕立ててくれます。正統派の方は白無垢と綿帽子。黒引き振袖なら一気に大人の女性らしさをまとえます。柄も豊富にありますので自分にとってこれだ!という一着を見つけたいですね。
和装とは違いますが成人式で振袖を選んだことのある女性であれば、その美しさを肌で感じたことがあるのではないでしょうか。私も当時、夢中になって時間が経つのも忘れて色々試着しました。色鮮やかな紫色の着物と赤色の着物で迷ったことは今でも忘れられない良い思い出です。
服を選ぶのが好きな女性にとっては、様々な色や柄の組み合わせから、本当に自分に合う一着を選ぶのは楽しみの1つですよね。
神前式だからこその良さ
神前式の良さは何と言っても「みんなが新郎新婦を見守っているという、温かな空気感」です。挙式中は中央に新郎新婦と両家の両親が座し、その周りを囲うように親族や参列者が座ります。その中で、人とのつながり、絆の深さ、家族との縁を感じるられることでしょう。
さらに、挙式で行われる儀式はカップルの要望に応じて省略したり、追加したりすることも可能です。例えば、指輪の交換を希望するカップルが多かったため、今では交換することができるようになりました。他にも会場によっては花嫁がブーケを持つこともできたりします。
ちなみに挙式は神前式で行い、披露宴はキリスト教式で行うこともできますよ。意外に、神前式でも和洋折衷が叶うのですね。予約については1年前なら概ね取りやすいですが、秋頃の土日と祝日は人気が高いため、早めの予約を心がけるのがいいでしょう。
伝統的、厳かといったイメージが強いかもしれませんが、もしカップル同士で要望があれば会場に相談してみることをお勧めします。より満足のいく結婚式にできるでしょう。
沖縄で神前式を挙げるなら ~その内容と価格について~
沖縄で神前式を挙げたい!と思ったら、どこで挙げられるのでしょうか?そして、気になるのは内容と価格ですよね。では、沖縄で神前式を挙げられる会場と各プランについて詳しく見ていきましょう。
神前式を挙げられる会場は、3箇所あります。
- 波上宮
- ラグナガーデンホテル
- マリエールオークパイン
①波上宮のプランは、3つあります。
『琉球姫プラン』
¥88,000(税別)~
・波上宮拝殿での挙式 ・新郎新婦の琉球衣装 ・支度、ヘアーメイク料
・挙式中のスナップ撮影 ・スナップの中からカメラマンのお勧めカット六切り写真1枚
※神社前での参列者集合写真は別途追加。土日、祝日は¥30,000追加料金。(税別)
『無垢姫プラン』
¥113,000(税別)~
・波上宮拝殿での挙式 ・新郎新婦の和装白無垢衣装 ・支度、ヘアーメイク料
・挙式中のスナップ撮影 ・スナップの中からカメラマンのお勧めカット六切り写真1枚
※神社前での参列者集合写真は別途追加。土日、祝日は¥30,000追加料金。(税別)
『フォトプラン』
¥136,190(税別)~
・衣装2点 ・新郎新婦の支度代 ・写真集(基本6ページ) ・波上宮での参列者集合写真
②ラグナガーデンホテルのプランは以下の通りです。
『神前式プラン』
¥253,000(税込)~
・2名での挙式 ・新郎新婦の衣装 ・美容着付 ・写真
※適用期間:2020年1月22日以降にご成約の方。
③マリエールオークパインのプランは以下の通りです。
『和婚プラン』
¥437,400(税込)~
・挙式 ・披露宴 ・新郎新婦の衣装 ・美容着付 ・写真 ・引出物 ・控え室料
・料理 ・ケーキ、飲み物 ・介添料 装花 ・音響、照明 ・サービス料
※2名~450名まで。適用期間:2020年4月21日~2020年12月17日にご成約の方。
まとめ
神前式についてのまとめ
- 神前式とは、親族同士が結びつくという考え方で、神社に祀られている神様の前に2人の結婚式の報告をする式。そのため、「家と家とのつながり」を重視する。
- 神前式だからこその良さを挙げると、「みんなが新郎新婦を見守っているという温かな空気間」の中で、人とのつながり、絆の深さ、家族との縁を感じられる点。
- 沖縄で神前式を挙げられる会場は3つある。
①波状宮 ②ラグナガーデンホテル ③マリエールオークパイン
日本に生まれたからこそ、選ぶことのできる神前式の挙式スタイル。伝統的でありながら、温かな雰囲気の中で式を挙げることができます。その中で人とのつながり、絆の深さ、家族との縁を感じるられることでしょう。
キリスト教式も素敵ですが神前式も魅力が沢山ありますよね。沖縄で神前式を挙げるなら3箇所の会場がありますが、中には琉球衣装を着ることのできる会場もあり、沖縄でならではの色鮮やかで晴れ晴れしい衣装は、新婦の気持ちまで明るくしてくれるのではないでしょうか。