美しい空に透き通った青い海、日本の中でも屈指のロケーションで人気を誇る沖縄。きれいな海の代表格、そんな沖縄で「結婚式を挙げてみたい!」と望む人は、多いのではないでしょうか。
だけど、期待に胸を膨らませる中、もし台風と結婚式が運悪く重なってしまったら?台風が来やすい沖縄だとそういう万が一の場合もあるかも・・・と不安になってしまいますよね。
だけど、心配はしすぎなくても大丈夫!台風が来た時の必要な事前対策を知り、幸せな結婚式を目指しましょう。
結婚式が台風と重なったら、こんな心配が!心配ない時期っていつ頃?
雨の音を聞いているだけで落ち着く人、雨の日は元気がなくなってテンションも下がってしまう人・・・天気の好き好きは、人によりけりですよね。
待ちに待った結婚式が、もし台風と重なったら・・・あなたはどう思いますか?
台風が来ると発生する心配事は、以下のように挙げられます。
- ゲストが欠けてしまう可能性(飛行機の欠航)
- 悪天候による心配やゲストへの配慮に気疲れしてしまう
- 晴れやかな海や空などのロケーションは楽しめない
こんな心配事が発生する台風を避けるために、時期はいつを選べばよいのでしょうか。
晴れの日に沖縄で結婚式を挙げたいという人は、個人的にオススメのシーズンは2月です。2月は、天候がいい日が多く、年間を通して旅費が最も割安であり、旅行客の混雑も少ないとされている月だからです。
反対に、天気が心配される季節とは?沖縄の梅雨の時期は 5月中旬~6月下旬まで。台風の接近が多いのは、7月~10月までで、1番台風が来るとされているのは9月です。月に2回ほど接近することが多いようです。
台風がきても中止にならない?必要な事前対策とは
沖縄の結婚式は台風が来たからと言って即中止になるとは限りません。基本的には、随時状況を確認しながら予定通り結婚式が行われることがほとんどです。それに、沖縄には台風がよく来るので式場のスタッフさんも慣れている方ばかりです。なので、安心して下さいね。
とはいっても、人生で1度の結婚式。事前に確認しておかないと不安になってしまいますね。「備えあれば、憂いなし」ということで、もしも台風が来た場合に備えて、事前に備えましょう。
結婚式場に対する事前対策
- 屋外から室内へ「会場や演出内容が変更可能かどうか」の確認
- 「台風保証」、雨天中止の場合の「撮影雨天保証がきちんとあるか」の確認
- 結婚式の遂行が難しい位の悪天候の場合に「日程や時間をずらすことが可能か」確認
式場に対して、台風が来る前に"時間や日程、演出の変更が効くか”どうかを確認しておくことは、とても大切な対策になります。
また、結婚式当日に台風が来てしまった場合に保証内容が充実しているかを確認することも、より良いウエディングにするためにも必要ですね。
※台風保証とは、台風の影響で挙式が困難な場合の、挙式日程の変更を無料で行ってもらえる保証です。
※撮影雨天保証とは、ムービー商品の撮影が雨天中止になっても、沖縄滞在中の別日、もしくは挙式から1年以内に再度撮影の設定が可能になる保証です。
ゲストに対する事前対策
- 台風による飛行機の欠航に対する気遣いの連絡の準備
- ホテルから会場までのゲストの送迎の手配の準備
- 悪天候の際 ゲストの控室にフェイスタオルやおしぼりの準備
- 化粧室にドライヤーや化粧直し道具などのアニメティの用意
ゲストの安全を考慮し、無理をして参加してもらうことのない様に台風の接近が予測される場合には、事前に一言伝えてあげると安心してもらえますね。
送迎や雨天時の防水グッズの準備も事前に対策しておくと、新郎と新婦の祝福のため足を運んでくれるゲストも喜んでくれるのではないでしょうか。
台風の中での結婚式、実は素敵な点がいろいろ♪
「 せっかくの結婚式なのに・・・」、台風が結婚式と重なってしまったらそんなしょんぼりした気持ちになってしまうかもしれないけれど、雨の中での結婚式には素敵な点もあるんです!
~いいこと色々~雨の結婚式で使える素敵な演出アイデア♪
- お色直しからの再入場を相合傘で新郎が新婦を迎えに行くロマンチックな演出
- 梅雨時期や台風が来ることがわかっている場合、プチギフトを雨にちなんだものが選べる
- 新郎新婦おそろいの雨アイテムを揃える
- 雨が降りしきる中、静かで、神秘的なウェディングフォトが撮れる
- BGMを雨にちなんだ曲にして雰囲気を楽しむ
例えば、雨でもガーデンウエディングがしたいならテントの中でパーティができる会場もあります。プチギフトなら、てるてる坊主やカタツムリなどをモチーフにしたアイシングクッキーもありますよ。
これらは、雨だからこそできること!せっかくのウェディング、目いっぱい楽しみたいものですね。
- 人とは違ったシチュエーションで結婚式を!
- 雨をモチーフにしたウェディングを楽しむ!
- 沖縄での挙式が憧れ!天気なんて関係ない!
雨の結婚式を迎えても、こういったポジティブな捉え方が出来たら良いですね。
余談になるのですが、私の友人は "相合傘”にちょっとした思い出があるそうです。
あれは、最初に入社した会社を退職した日、帰りが大雨。傘を忘れてしまったので駅まで濡れながら帰っていると、1人のおじいさんが「濡れちゃうよ、傘無いの?」と相合傘に入れてくれて、たわいもない話をしながら途中の駅まで一緒に帰ってもらったそうです。
そのありがたさから、友人にとって「相合傘は、愛情や優しさにあふれた行為」だと感じられる様になったと言っていました。私も結婚式を挙げる時に雨が降っていたら、相合傘で新郎に迎えに来てほしいなぁと思いました。
まとめ
もし、自分の結婚式が台風で中止になってしまったら、ワクワク・ドキドキ、楽しみにしていた分ショックですよね。天候は、自分の力ではどうしようもないし。
でも、結婚式当日に台風が来たからと言って、必ず中止になるわけではないんですね。結婚式場のプランナー、スタッフの方は台風に慣れているし、台風保証や、撮影雨天保証がしっかりしている式場もあります。
なので、事前に式場に対して、そういった「保証があるかどうか」や「時間や日程、演出の変更が効くかどうか」を確認しておくことは、とても大切な対策になります。
海外では、「結婚式の雨は、新郎と新婦の2人を祝福してくれる恵みの雨」と捉える考え方もあります。雨ならではのウェディングの演出やフォトも楽しめちゃいますね。
以上を知っておくと、例え台風や雨でも特別で幸せなウェディングになるのではないでしょうか。