一生に一度の晴れ舞台である『結婚式』節約できる部分は節約したいとお考えの方も多いと思います。
では、どこを削れば節約しつつみんなが満足な結婚式にできるかってすぐに思い浮かびますか?
ゲストを想い過ぎると自分たちが後悔してしまう・・・
だからと言って自分達に関する事のみこだわると、ゲストの満足度は満たされません。
私の友人は、「そもそも結婚式を行わなかったことに後悔した。あいさつ回りが大変だったし、親にウェディングドレス姿を見せてあげたかった。」と話してくれました。
結婚式はひとつのけじめであると考える親御さんもいらっしゃいますので、みんなが満足できる結婚式にしたいですよね。
後悔を生まないために、節約しすぎない方が良い項目や節約できるポイントについて考えみましょう。
この記事ではこんなことがわかります。
- そもそも結婚式って必要?
- 結婚式をしなくて後悔したこと
- 結婚式をしたけど後悔したこと
- 費用が心配だから削れるところは削りたい!
- ゲストの満足度のためにもココは削りすぎないで!
入籍するだけじゃダメ?そもそも結婚式って必要?
そもそも結婚式って必要?費用は安くないし大変そう・・・。なんて考えてしまいますよね。
他にも参列者が集まるか不安などの理由で、結婚式はしなくていいと思う人もいると思います。
では、結婚式とは誰の為に行うのでしょうか?
自分たちのけじめのため、親に感謝を伝えるため、晴れ舞台を楽しみにしている人のためなど理由は様々です。
結婚式をしない選択をした方は、無意識に結婚式をして後悔するリスクだけを考えていませんか?
して後悔、しなくて後悔、様々な面から考えるため先輩花嫁の意見を見てみましょう!
やっぱりやればよかった・・・。結婚式を挙げず後悔したこと
結婚式は主に挙式と披露宴の二部構成で行われます。
2人が考える結婚式への想いをゲストに伝えられ、お世話になった人たちやお互いの両親に感謝の意を伝える大事な場所です。
結婚式でもない限り、なかなか今までの感謝を改めて伝えられる人は少ないのではないでしょうか?
そんな絶好の機会を失ってしまうことでどのようなことに後悔するのか是非知っておきましょう。
私の身の回りの方から聞いた話をご紹介いたします。
20代女性
結婚報告の手間がかかる
費用面の不安から挙式を行わないことにしましたが、親族や親戚は当然知らないので夫と2人であいさつに行くことに。
当然みんな同じ家にいるわけではないので、遠方の人に会いに行くだけで疲れてしまいました。
結婚式を挙げていれば一度に挨拶できたのに、と少し後悔しました。
30代女性
結婚した実感がなく、友人の挙式が羨ましく思えてきた
結婚式に対して特にこだわりのない私たちは、いわゆる「ナシ婚」を選択しました。
婚姻届けを提出したときは嬉しかった事を覚えていますが、祝福の言葉は役所の方と後日会った両親くらい・・・。
なんだか実感がわかず、年々増えていく友人たちの結婚式に憧れてしまっています。
結婚式を挙げるには遅いなんてことはありませんが、仕事や子育てで忙しく時間が作れないこともありますので慎重に判断していきたいですね。
また、後悔している理由の1つに「親孝行できていない」ことを悔やんでいる人もいます。
実際にナシ婚を選択した夫婦の両親は、どのよう思っているのか想像したことはありますか?
50代女性
兄弟の中で唯一の娘なので、家族や親族だけでも挙式をしてほしかった。晴れ姿を見たかった。
60代男性
一緒にバージンロードを歩きたかった。
60代女性
結婚式を見届けるまでが親としての務めだと思い、頑張ってきたので結婚自体は喜ばしいが少し寂しい気持ちもある。
もちろんナシ婚に反対ばかりではないと思いますし、それぞれの事情もあると思います。
ですが、これらの意見からわかるように親御さんも少し寂しかったり、晴れ姿を見たいと感じているようです。
思い描いていた理想と違う・・・。結婚式をしたけど後悔したこと
ナシ婚への後悔だけでなく、せっかく結婚式を挙げたのに後悔している人もいます。
「あの時こうしておけば・・・」と後悔している先輩花嫁の意見を参考に、予習しておきましょう!
私の身の回りの方から聞いた話をご紹介いたします。
節約しすぎて満足のいかない挙式に
色々節約しすぎて満足できませんでした。料理の品数が少なく、花嫁姿にももっとこだわればよかったと後悔しています。
節約も大事ですが、ゲストに質素だなと感じさせないことや、2人の納得のいく挙式にすることの方がよっぽど大切だと終わってから気づきました。
ドレスやメイクにこだわればよかった
最初は楽しみにしていたウエディングドレスも、何度も試着を繰り返すうちに疲れてしまったのと、安かったことに妥協してしまいました。
そのせいで、ぶっつけ本番のメイクといまいち合わず、ドレスも二の腕が気になって挙式に集中できませんでした。
やはり、節約しすぎると不満の残る式になってしまいせっかくの人生一大イベントも台無しですよね。
親戚や親族、互いの両親や友人が集まる機会はそうそうありません。
これから如何なる困難にも立ち向かい、乗り越えていくことを誓う挙式ですからゲストの想い出にも残る式にしたいものです。
費用面が不安。どこを削ろう?節約するコツ 3選
節約しすぎて質素な挙式になるのは避けたいですが、だからと言ってすべてにお金をかけるのは難しいですよね。
ここだけはこうしたい!など、ポイントを絞って満足のいく挙式にしましょう。
でも、どこを削れば節約できて後悔しないのか分からない・・・。と思いませんか?
私の友人や知り合いが、挙式の際に節約できたポイントをまとめてみました。
節約ポイント
1.自分たちでなるべく手作りする
2.結婚式の時期・日柄・曜日を調整する
3.持ち込みできるものは持ち込みする
1.自分たちでなるべく手作りする
節約の為だけでなく、自らデザインしたいと様々なものを手作りされる方も多いです。
専門業者に依頼するとかかってしまう作業代などが節約できますし、自分たちで作成することによって愛着も沸くのではないでしょうか?

ウェルカムボード
手作りするとなると、まず思い浮かぶのがウェルカムボードといってもいいでしょう。
どのように描くか、額縁はどれがいいか、飾り付けてもよし。
おふたりの想いが詰まったウェルカムボードで、ゲストを迎え入れましょう!
ブーケ、ブートニア
新婦が持つブーケや、新郎の胸元を彩るブートニアも手作りされる方がいらっしゃいます。
一から自分で作るもよし、キットで手軽に作成するのもありですね。
大手通販サイトで検索するとキットがたくさん出てくるので、おふたりの好きなものを一緒に作成すれば挙式の実感も沸いてくるのではないでしょうか?
ムービー
おふたりの生い立ちをゲストに知っていただくためのプロフィールムービーや、最後を締めくくるエンドロールムービーなども手作りできます。
パソコンが得意なら本格的に作れますし、あまり得意でない方も動画編集のソフトがありますので心配いりません。
友人たちと一緒に手作りすれば、いい思い出にもなりますね。
2.時期を調整してお得に結婚式を挙げる
結婚式をどこで挙げるか、何を削るかも節約のポイントですが日柄変更やオフシーズンを狙うことでも節約が可能です。
日によって安いのはなぜなのか?などの疑問も同時に解決していきましょう。
オフシーズンを狙う
先ほど少しふれましたが、オフシーズンに挙式を行うことで費用を節約できます。


料金が高くなる時期は主に3つあります。
- 「ジューンブライド」で人気・・・6月
- まだ梅雨入りしていない・・・5月
- 晴れた日が比較的多く、暑すぎず寒すぎない・・・10~11月
反対に料金が安くなる時期は2つあります。
- 12月~2月
- 7月~8月
上記の2つが、いわゆるオフシーズンです。
もうお分かりかと思いますが、オフシーズンが安い理由は「暑い」か「寒い」からなのです。


「仏滅」や「赤口」を狙う
みなさん、いつも見ているカレンダーを思い出してみてください。
そこには「大安」や「友引」などの言葉が書かれていませんか?
これらは六曜といって、吉凶を表す言葉となっています。

昔から結婚式は大安に行うのが良いといわれており、人気が高いため高額になります。
しかし、あまりふさわしくないとされる仏滅や赤口は避けられがちで、通常より安く挙式を行えます。
式場によっては特典が付いてくることもあり、あまり六曜を気にしない方にはおすすめです。
3.持ち込みできる物は持ち込みする
衣装や引き出物、演出アイテムなど結婚式で使用されるものってどれも高いと思いませんか?
なんでこんなに高いの?と驚いた方も多いでしょう。
でも、そこにはすべて式場への販売手数料が乗っているからなんです。

先ほどご紹介した、手作りしたものや自分たちで購入したものを持ち込むことでかなり費用が抑えられることがあります。
但し、「持ち込み手数料」を取られてしまうこともありますので、事前に確認しておきましょう。
ココは削り過ぎないで!ゲストも満足な挙式のために
節約のためにあまりこだわらない部分は削っていくべきですが、安易に削ってしまうのは危険なポイントもあります。
自分たちだけでなく、ゲストの満足度も満たし全員の思い出に残る挙式にしたいですよね。
そこで、あまり節約にこだわり過ぎない方が良い部分も頭に入れておきましょう。
ドリンク
ゲストが披露宴で楽しみにしている項目の1つが、乾杯用のシャンパンを含む、披露宴の際のフリードリンクです。
アルコールを好む方もいますが、車移動の方も多いためソフトドリンクやノンアルコール飲料も充実させておきたいところです。
また、乾杯用のシャンパンをフリードリンク内のビールなどに変えることもできますが、ゲストの満足度は少し下がってしまうかもしれません。
身内だけなら気にしないなど、よく考えて決めた方が良いでしょう。
料理内容
ドリンクと同様に楽しみにしているのが料理ですが、最上ランクまで上げなくても予算内で構いません。
セットプランに付いているランクを少し上げるだけでも満足度の向上に繋がります。
ビュッフェや立食スタイルは少しカジュアルな印象を受けるため、ご年配の方やしきたりを大切にされる方が多い挙式では、あまり良い印象ではないかもしれません。
まとめ
まとめ
- しきたりとして重んじる方もいるので、安易にナシ婚の選択は出来ない
- 結婚式をしないとあいさつ回りなどが大変
- こだわりポイントを絞らないと費用がかさんで後悔しがち
- 費用が心配なら持ち込みや日時をずらすなどして対応する
- ゲストの満足度のために料理やドリンクは節約しすぎない
節約するのは決して悪いことではありませんし、そう考える方のほうが多いです。
ですが、どこにこだわってどこを節約するのか考えなければ、満足のいかない挙式になってしまいます。
身内のみの参加なのか、日にはこだわらないから六曜を気にせず挙式を行うなどなにかしら工夫する方法があります。
簡単に「結婚式は高い」と諦めてしまわずに、おふたりにとって納得のいくように参考になれば幸いです。