結婚式の準備や打ち合わせに必ず登場する装花。どんな花があるかわからない・・・と思ったことありませんか?
真っ青な空や海が良く似合う爽やかな夏に結婚式を挙げる人は多いと思います。夏のお花といえば、ひまわりを連想される方が多いでしょう。
しかし梅雨~夏に咲く、あじさいやラベンダーなど様々なお花があるので花言葉の意味も含めて夏の結婚式で使いたい装花をご紹介していきます。
私の友人も夏に挙式ひまわりやあじさいなどのお花を使いました。また、ほかにも夏に咲く綺麗なお花でも結婚式にふさわしくない花言葉をもつお花があるのでご紹介していきます。
また今回紹介する花言葉が結婚式向きでないお花でも、決してダメというわけではないのでプランナーさんに相談されることをお勧めします。
この記事ではこんなことがわかります。
- 夏の結婚式で人気のお花
- 夏の結婚式向けではない花言葉のお花
- ナチュラルな季節感あふれるお花の装飾
少しでも参考になっていただけたら幸いです。
夏の結婚式で人気のあるお花5選!
季節のお花をブーケやテーブルに飾ると旬で生き生きとした装飾になります。夏に旬を迎えるお花は比較的大きく、色艶やか(つややか)なお花が多いと思います。
夏季の結婚式に活躍するお花をまとめてみました!
ひまわり(開花時期:7月~9月)
夏の定番のひまわりです。花言葉「あなただけを見つめる」「愛慕(あいぼ:深く愛し慕うこと)」という意味があります。
ナチュラルなイメージでも、海辺やプールといった様々な夏の結婚式の装花としてもブーケにもどこに飾っても存在感があり季節も感じられます。
ひまわりは、夏に結婚式を挙げられるほとんどの方が使われていると思います。皆様も夏の結婚式で見たことあるのではないでしょうか。
紫陽花(あじさい)(開花時期:5月~7月)
花言葉は「辛抱強い愛(青色)」、「寛容(白)」など色によって異なります。また「和気あいあい」「家族団らん」というイメージもあるようです。
梅雨といえば、あじさいですが「移り気」や「無常」といった花言葉も存在します。打ち合わせされる際に相談をした方が良いかもしれません。
最近ではいい意味もあることから装花で使用される方が多いと思います。私の友人も相談の末ブーケやテーブルの装花に使用しました。
その際は、白色のあじさいを使用しており甘くていい香りがして初夏を感じることが出来ました。
かすみそう(開花時期:5月~7月)
花言葉は「幸福」「感謝」などの意味があります。ひとつひとつが大きいお花ではありませんが、主役のお花を引き立ててくれる花なのでとても可愛いお花なので装花の1部にいれていきたいです。
イメージとしてはバラやひまわりなど大きな花と合わせてブーケなどの装花に使用されることが多いかと思います。
アンスリウム(開花時期:5月~10月)
近年人気が出てきているアンスリウム。アンスリウム全部の花言葉は「情熱」「印象が深い」という意味があります。
また、赤色は「情熱」白色は「熱心」ピンクは「飾らない美しさ」緑色は「無垢な心」といったバラのように色事の花言葉も存在します。
赤色や白色の色づくところが非常に大きいので、グリーンをモチーフにしたナチュラルな挙式でもビーチでの挙式でも活躍しますよ。
桔梗(ききょう)(開花時期:6月~10月)
紫色は「永遠の愛」「変わらぬ愛」、白色は「清楚」という花言葉をもつ桔梗。
夏の暑さを和らげてくれそうな涼しげな色合いで星形のようなフォルムで和装の挙式でも活躍するかと思います。


夏の結婚式向きではない花言葉のお花5選!
花言葉で挙式の装花に向かないお花を紹介します。
絶対に、ということではなく、思い出や好みなど挙式のテーマに沿って相談をされたらいいかと思います。
黄色いバラ(開花時期:5月~11月)
黄色いバラには「愛情の薄らぎ」「嫉妬」「友情」という意味があるため避けた方が良いです。
しかし、バラ全体「愛」「美」という花言葉があり、よくプロポーズの際によく使われる赤いバラには「あなたを愛しています」「情熱」という熱い言葉がありますよね。
結婚式でよく使われる白「純潔」やピンク「上品」など相応しい花言葉がありますが、青いバラにも「神の祝福」「夢かなう」など綺麗な言葉がついています。
※黄色いバラの花言葉が結婚式にふさわしくない、ということですので他の色のバラを使用しましょう。
チューベローズ(開花時期:7月~9月)
花言葉「危険な快楽」という意味を持っています。
名前を聞いて花をイメージされる人は多くはないかもしれませんが、白く少しピンクがかっているお花で暑い夏に咲きます。お花には強い香りがあり月夜には香りがさらに強くなるそうです。
その強い香りからついた花言葉です。お花自体が可愛いので使いたくなるかと思いますが、その時はウェディングプランナーの方に相談されることをお勧めします。
ラベンダー(開花時期:5月~7月)
春ごろから初夏にかけて咲き、紫でいい匂いで人気なラベンダーですが、花言葉は「沈黙」「あなたを待っています」「疑惑」などの意味があります。印象が良くない花言葉になっているため結婚式の装花には向かないでしょう。
オシロイバナ(開花時期:6月~10月)
花言葉は「臆病」「内気」「恋を疑う」などの意味があります。小さい頃から慣れ親しんだ方が多いと思いますが、結婚式では見かけることはあまりないでしょう。
お花のひとつひとつが小さく、丸くて黒い種の中に白い紛質のものがあり、それが白粉(おしろい)に似ていたことから名前が来ています。
スカビオサ(開花時期:6月~10月)
とても華やかで可愛いくブーケにもよく使用されるのでご存じの方もいるかもしれませんが、花言葉は「不幸な愛」「私はすべてを失った」という意味があります。
また、色合いも紫・青・赤・ピンク・白とバリエーションも豊富で可愛いので取り入れたくなるかもしれません。


ナチュラルな季節感あふれるお花を装飾に取り入れよう!
華やかなお花を引き立たせてくれる葉っぱですが、夏に開花する葉っぱは比較的大きく印象強い装花になります。大きい葉っぱや白や緑のお花を装花に使うことでよりナチュラルな結婚式を演出させてくれます。
爽やかな緑や白を装花に用いて、結婚式でも季節を感じましょう。
季節感を出すためにブーケに緑を入れよう

引用:ブーケエラベル公式ホームページ
結婚式でなくてはならない存在のブーケですが、テーマやウェディングドレスに合わせて選ばれると思います。
緑ベースのナチュラルがテーマのブーケはクラッチブーケというブーケの種類がおすすめです。クラッチブーケとは、画像のように茎の部分を切りそろえて束ねたブーケです。
スポンジや華やかなラッピングではないので、夏の青々とした緑を直接感じることができます。
他にもブーケの種類としては、丸いボールのようなラウンドブーケ
階段状に落ちる滝という意味があり、上から下に流れ落ちる形状のキャスケードブーケなどがあります。
メインにしたい花の種類やサイズ、またウェディングドレスによっても見せ方があるのでウェディングプランナーに相談されることをお勧めします。
テーブルやバージンロードも夏らしく装飾!
装花といえば、メインテーブルやゲストテーブル、バージンロード、ウェルカムボードやゲスト控室など様々なところが挙げられます。
グリーンカーテンのように装飾されたり、近年増えてきているリゾート婚で低いヤシの木を装飾に用いても爽やかな夏のイメージを演出できます。
まとめ
まとめ
- 季節や式のテーマに応じた花を使用することで統一感や季節感を味わえる。
- 花言葉が良くない印象の装花を使用する際は打ち合わせの段階で相談して決めた方が無難
- 同じ花でも色違いの花であれば花言葉が違う意味があるので、検討されるのもあり
夏の結婚式にピッタリなお花を紹介していきました!
これから夏に結婚式を挙げたいと思っている方はイメージ出来たのではないでしょうか?
お花には花言葉があり、自分自身の好きなお花だけではなく、結婚式に相応しい意味かどうかも知った上で結婚式での装花を選ぶ方が多いです。
しかし、夏にピッタリなブーケやテーブルの装飾をどうしたらいいか分からない・・・と悩んでしまう事もありますよね。
まず悩み事があれば、家族やウェディングプランナーの方に相談されることをお勧めします。
また、旬じゃない花は造花にすることで予算や時期でなくても綺麗なお花を装花に使うことができます。造花と生花についてはこちらの記事で紹介しているので気になる方は併せてご覧ください。