SNSなどで、1度は目にしたことがあるであろう素敵なウェディングフォト。どんどん目移りしてしまい、こんな写真もあんな写真も・・・と夢が膨らみます。一生思い出に残るものだからこそ、こだわりをもって撮影したいと思うのも当然です。
- 自分たちらしいロケーションやポーズで思い出の写真を残したい
- でも正直あまりお金をかけられない
そう思われている方も多いのではないでしょうか。前撮りで撮影した写真を、当日ゲストに渡す席次表や式場の入り口に飾るウェルカムボードに使いたいと思っている方もいらっしゃいますよね。
それだけでなく写真入り年賀状で結婚の挨拶として代用したり、式には参列できなかった方へ晴れ姿を見せる機会もたくさん出てくるでしょう。そうなればやはり ”こんなにも幸せです!オーラ” が滲み出るくらい魅力的な写真を撮りたいなあと思いますよね!
しかし、式以外で衣装を借りヘアメイクをして・・・となると予算はどんどん膨れ上がります。本当は撮りたかったけど、せっかくだから当日ゲストのために予算を割こう、と考え諦めてしまう方も多いと聞きます。
そこで今回は低予算でこだわりの詰まったウェディングフォトを撮る方法の1つをご紹介いたします。
そもそもセルフ前撮りって?
低予算でありながら、自分たちらしい写真を納得のいくまで何度でも撮り直せる、とSNSを中心に人気が広まった新しい形のウェディングフォトの事です。
こんなロケーションで撮りたい、こんなポーズだったらオリジナリティ溢れる写真が残せる、など思い描いた憧れを実現するにはぴったりの選択肢ではないでしょうか。
前撮り、と聞いてイメージするのは結婚式当日と同様の衣装や小物を身につけヘアメイクをしてもらい、たくさんの照明を浴びながらプロのカメラマンに撮影してもらう、というものが一般的かと思います。
ここで初めてドレスをきちんと着て、一気に花嫁気分が上昇する!という方も多いのではないでしょうか。
しかし多くのプロスタッフが関わって完成させる分、やはり金額はお高め。衣装さん、メイクさん、生花のブーケを用意する花屋さん・・・挙げだしたらキリがないほど、多くの人が関わりあって、やっとひとつの写真ができるわけです。そう考えると価格が高いのにも頷けます。
前撮りをしなかった先輩花嫁たちは、後悔している!?
とても勉強になる声を3つご紹介します。

料理や演出、引き出物を決めていく上でゲストを優先させるあまり、我慢をしなければいけない部分も出てきてしまいますよね。もちろんゲストに楽しんでもらうことも大切ですが、一生に一度のイベント。あくまで主役は新郎新婦です。削れるところは少しでも削りたい、でもここは絶対に譲れないなど思いは様々です。

結婚式当日の主役は新郎新婦。とは言ってもゲストのおもてなしやスタッフとの細かい打ち合わせ、ヘアメイクの準備などやることは盛りだくさん。式もどんどんと進行する中、カメラなんて意識していられないという方もいらっしゃるようです。

代わる代わるお酌をしてもらうと、なかなか断れず飲み過ぎてしまうことも。花嫁からの手紙は、涙なしには読めませんよね。式後は安心したのか疲れが出てぐったりしてしまったという話も聞いたことがあります。
幸せいっぱいの晴れ姿を披露して、お世話になった方々に感謝を伝える結婚式。幸せな思い出と一緒に素敵な写真を残したいと思うのは当然のことですよね。
セルフ前撮りのメリット・デメリットは?
でも、自分たちでそんな写真が撮れるの?やっぱり難しいんじゃないの?と思われる方のために、セルフ前撮りのメリット・デメリットについてお話しします。
準備期間は、初めての経験や大きな決断の連続で、不安になってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時、メリット・デメリットを知っておけば自分たちにぴったりの選択がしやすくなるのではないかと思います。
私が思いつく限りにはなりますが、参考にしていただけたら幸いです。
メリット
- なんと言っても低価格
- 自分たちらしい世界にひとつだけの作品に
- 納得のいくまで何度でも
- やっぱり重要!価格について
エステは徹底的にしたい、お料理はおいしさ重視!ハネムーンは世界一周旅行したいなど譲れないポイントってありますよね。
しかし限られた予算の中では、我慢をしなければいけない部分は少なからずでてきてしまうもの。セルフ前撮りを行うことができれば、ワンランク上のエステメニューにグレードアップできる可能性も高まります。
工夫次第ではぐっと価格を抑えることもできるので、新婚生活のやりくりの練習のような気分で、新郎とアイデアを出し合ってみるのも楽しそうですね。
- 自分たちらしい世界にひとつだけの作品に!オリジナリティが出せる!
素敵な写真を見ていても先輩花嫁と被るのは嫌だなぁ、思うことってありませんか?
セルフ前撮りであれば、いいとこ取りのオンリーワンの写真という作品を作ることもできてしまいます。衣装や小物はもちろん、ロケーションや時間帯まで選択肢は無限大。
夕日が沈む砂浜で、新郎と手を繋ぐ少し背の低い花嫁・・・まるでドラマのワンシーンのような写真だって撮れるなんて・・・考えるだけでわくわくしてきませんか?
- これだ!と思える作品にしたい
あれもしたい、これもしたいと夢ばかり膨らみます。考えている時間も幸せな気分になれますよね。やっぱり青い空と砂浜も素敵ですが、静かな森の中や近代的なビル街の中もいいなあと思っています。
ロケーションに合わせてヘアアレンジや小物を変えることだってもちろん可能です。女優さんになったような気分で撮影するとなると、自分磨きのモチベーションもあがりますよね。
前撮りのプロたちを引き連れての撮影は、やはり時間やロケーションに制限があります。それ以外にも、衣装は2着まで、ヘアメイクは変更できないなど決められている場合もあり自由度はがくっと下がってしまいます。
デメリット
- 衣装やヘアメイクは自分で管理
- 事前のリサーチが重要
- クオリティを追求は難しい
- 自分の世話で手一杯!?衣装やヘアメイクは自分で管理
ヘアメイクは自分でできますか?数日に渡る撮影の場合、毎回美容室に行けますか?突然そう訊かれたら、自信をもって「はい!できます」と答えられる人は当然少ないでしょう。ドレスに合うメイクやヘアアレンジを自分だけするにはリサーチと練習が必要になります。
ロケーション撮影では、様々なトラブルが考えられます。風の強い日は、ドレスの裾が足下で偏ってしまったり、前髪だって乱れます。撮影に限ったことではありませんがメイクももちろん崩れます。
プロとの前撮りでは、専属のヘアメイクさんが道具一式を持ってついてきてくれます。経験豊富なので、事前にしっかり対策もしてもらえます。
ドレスだって型崩れしないように扱わなければいけません。繊細な細工の素敵なドレスなら尚更です。
- 事前のリサーチが重要!撮影の許可が必要かも!?
ロケーション撮影で使いたい!と思っても、中には許可がなければ撮影できない場所もあります。普段、何気なく訪れている場所でも、撮影となればまた話が違ってくる可能性も。当日、中断せざるを得なくなってしまったら悲しいですよね。
そのほかにも人通りの多い時間帯や、日の当たり具合など事前に調べないといけないことは盛りだくさんです。
- 撮影者はプロではないからクオリティの追求は難しい
価格を抑えるために友人や親類にカメラマンをお願いする方も多いと思います。中には写真が趣味の方もいらっしゃいますが、やはりプロとの実力の差は歴然です。
カメラ等の機材だけではなく、経験も豊富でないとクオリティを追求した写真を残すことは難しいかもしれません。それが専属のプロが存在している理由ですね。
デメリットはあれどやっぱり魅力的なセルフ前撮り!アイデアやポーズは?
私がこれまで見た、先輩花嫁たちの写真の中でこれやってみたいな!個性的で素敵!と思ったものをご紹介します。

プリンセスに憧れるのは私だけではないはず(笑)レンタルの衣装では、生地を傷めないようにポーズやロケーションに制限がついてしまうことも。
自分たちで用意できる衣装や小物なら、こだわりをぎゅぎゅっと詰め込めます。せっかくならば自分たちらしく思いっきり楽しんで撮影をしたいですよね。

こんな写真を席次表のプロフィールで使えたら、手軽に自己紹介ができますし初対面のゲストと言葉を交わすきっかけになることも少なくないはずです。
結婚式当日はありのままの自分を表現することは難しいかもしれませんが、これから長いお付き合いになる方には、素の自分を知ってもらいたいですよね。

セルフ前撮りであれば、2人がお世話になった方や共通の友人に撮影に参加してもらうこともできますよね。学生時代からのお付き合いのカップルであれば、恩師との思い出話に花を咲かせながらの撮影も楽しそうです。
まとめ
デメリットももちろんありますが、私は挑戦してみたいなと思いました!
まとめ
こだわりが詰まったオンリーワンの写真が残せる
アイデアは無限大!衣装次第でラフな撮影も個性的
事前のリサーチや準備には少し時間と手間がかかる
準備期間はやることがたくさんで大変だと聞きますが、楽しいことはそれ以上に多いと思います。事前にデメリットを把握してしっかり対策をしておけば、一生の宝物になるような写真が残せるのではないでしょうか?
2人でしっかりと準備を進めれば、更に絆が深まること間違いなしですね!