人前式での誓いのキス。
人前でキスをするというのは恥ずかしいものですよね。照れ屋さんならなおさらです。
キスが恥ずかしいのも、踏ん切りがつかないのも、悪い事ではありません。
でも、キスを「嫌だなぁ」「やりたくないなぁ」って思いながら結婚式当日を迎えるのって、何だか寂しくありませんか?
この記事では、誓いのキスが恥ずかしくて不安になっている人が、どうしたらいいのかのお話をします。
記事を読んでいただいた事で、結婚式当日の不安がなくなって更に楽しみになってもらえたら嬉しいです。
人前式とは何?キスの話題の前にモヤモヤを解決
まずは、「人前式」という言葉を聞いて、どんな式なのかがイメージが出来ますか?
この記事の本題「誓いのキス」についてお話する前に、人前式がどういうものかを簡単に触れていきます。
「人前式」とは参列者へ結婚の誓いを立てるスタイルのこと。
また、神様へ誓いを立てる式は「神前式」と呼びます。人前式と神前式の特徴を簡単に言うと、「人前式はカジュアルで自由な式」「神前式はフォーマルで形式が決まった式」という違いがあります。
今回の記事では、そのうちのカジュアルな式、人前式についてのお話をします。このことを頭に入れておくと、この先がスムーズに理解できるでしょう。
なお、人前式と神前式の詳しい中身が気になる場合は、こちらの記事を参照してください。
ほっぺもあり?キスする場所を変えるパターンについて

そうですよね、唇へのキスを人前で、ましてやご両親やご兄弟などの近しい方にキスシーンを見せるのは抵抗がある方は多いでしょう。その場合、1つの対処法として「キスをする場所を変える」というものがあります。
ほっぺやおでこ、手の甲など、唇よりも少しハードルの低い場所へのキス。
これなら恥ずかしいという気持ちよりも、幸せや誓いの気持ちをたっぷりと込められる余裕が生まれるのでは無いでしょうか。
キスには場所によって表される意味が変わるので、それもまたロマンチックですよね。
加えて、誓いのキスは写真撮影の目玉になります。
例えば、身長差を活かしたおでこへのキスは、きっとフォトジェニックな瞬間。素敵な写真に仕上れば、結婚式後のお気に入りのシーンの1つとなりますよね。
これらを恥ずかしがらずにやるコツがあります。
ぜひ恥ずかしいからキスをしたくないというネガティブな理由じゃなくて、素敵だからこの演出にするというポジティブな理由を見つけてください。すると、自分たちの選択にどんどん自信を持てるようになります。
文中に少し触れた「キスする場所での意味の違い」については、こちらの記事を参考にしてください。
誓いのキスはしない!人前式だからこそ出来るアレンジ案
それでも、キス自体が恥ずかしい!
そんな方はキスにこだわらず、別な演出に置き換えるのはいかがでしょうか。
そもそも「誓いのキス」の起源は、結婚への誓いを2人の中へ封じ込める儀式。2人がゲストへ結婚を誓うことが目的であれば、別な演出に置き換えても良いのです。
そして式の内容をアレンジできるのは、形式が自由な人前式だから。「2人らしさ」を大切にして、とびきり素敵な結婚式にしてしまいましょう!
演出の例
- 誓いのハグをする
これから共に歩む決意を込めて、とびきり幸せな笑顔で抱き合う2人の姿には会場がほっこりしてしまいそう。
- ゲストに協力してもらう
人前式ならではの演出として、ゲストが誓いの儀式に参加するというものが考えられます。両親や友人に誓いの言葉を投げかけてもらったりするのも思い出深い式になるかもしれませんね。
- 新郎と新婦父の握手
いままで育ててきた両親の手を離れ、2人の家庭を築いていく。そんな決意が表れますね。
- 手合わせの儀
新郎と新婦の手のひらをそっと合わせるというシンプルなものですが、それに合わせて誓いの言葉を言ったり、などのアレンジも可能です。
前項でも伝えましたが、これらを恥ずかしがらずにやるコツは「キスがしたくないからこうする!」ではなくて、「こんな式にしたいから、こうする!」というポジティブな姿勢で臨むのがポイントです。
ゲストから「誓いのキスをしないの?」という質問をされたとしても、「これが私たちの式なんだ!」と堂々としていましょう。
2人が選んだ式こそ、2人のための結婚式だといえます。
また、人前式で出来る演出について気になった方は、こちらの記事もオススメです。
まとめ
この記事のまとめをします。
まとめ
- 人前式はゲストに結婚を誓うカジュアルで自由な式
- 誓いのキスは唇以外でもOK
- 誓いはキス以外の方法でもOK
キスは2人の大切な愛情表現。それは間違いありません。
だからこそ秘密にしたくて、人前でするのは恥ずかしいと感じる方が多いのかもしれませんね。
人前式は「キス」にこだわらなければいけないものではありません。
会場全体から祝福され、2人のこれからを温かく見守ってもらえるように「結婚の誓い」を示すこと。それが大切です。
記憶に残る結婚式となるよう、周りと相談しつつ考えてみてくださいね。