冬の季節はクリスマスや年末のカウントダウン、お正月にバレンタイン・・・ワクワクするイベントがたくさんある季節ですよね!
でも「冬の結婚式」って聞くと「え、寒いじゃん・・・」なんてマイナスイメージが先行する方もいるのではないでしょうか。
しかも他の季節に比べて花を楽しめるイメージも少ないので、挙式時期としては第一候補になりにくい・・・。
だけど「冬の結婚式って素敵!」って私はみなさんに思ってもらいたい!と考え、今回は装花を通して冬の結婚式の楽しみをお伝えしたいと思います。
季節がら確かに寒い時期ではありますが、会場にいる全員が心はほっこりするような装花を一緒に見ていきましょう。
この記事ではこんなことがわかります。
- 装花における冬の結婚式のメリット
- 冬にオススメしたい装花
- 冬の結婚式で使えるお花
どんな装花で冬の結婚式を彩れるか楽しみですね。
結婚式に人気の季節はいつ?
さて冬の装花を紹介する前に、みなさんは結婚式をするならどの季節がいいですか?


参考:ゼクシィ
ゼクシィの月別ランキングを季節でくくってみると、こんな感じで圧倒的人気の秋!ついで夏・春で冬はなんと4位。
この円グラフを見ちゃうと「やっぱり冬の結婚式って微妙?」って躊躇っちゃう方がいるかもしれません。
でも、そこを逆手にとってまずは装花にとって冬の結婚式がおすすめな点をお伝えします。
装花が活きる冬の結婚式2大メリット
寒さや年末年始がある冬の結婚式は他の季節に比べて候補から外されがち。
実際、私も1月4日に挙式するって言った友人に「なんでお正月なの?」って聞いたら「みんなが休みだから」と言われ、少し愕然としちゃいました。
夏のお盆と冬のお正月は休みとはいえ、日本では帰省シーズンなので避けた方が無難ですよね。
防寒ケアや挙式日の配慮が必要な季節ではありますが、冬の結婚式は装花にとって2つのメリットがあります。
結婚式のオフシーズンでリーズナブル
みなさんは同じプランでも挙式月によって費用が変わってくるってご存知でしたか?
マイナビウェディングによると1年で最もリーズナブルなのが1月・2月、ハイシーズンは9月・10月・11月の秋なんです!
参考:マイナビウェディング
冬の結婚式は他の季節より費用が抑えられる分、ドレスや食事をランクアップするも良し。
テーブル装花をすべて生花にしてゲストに記念でお持ち帰りしてもらう、なんてリッチなおもてなしはいかがですか?
実は私のいとこも冬に挙式したんですが、帰り際スタッフの方から「テーブル装花は生花なのでよろしければお持ち帰りください」と言われ、お花をいただけてとても嬉しかったことをよく覚えています。
街中がイベントムード満載
冬は1年で最も街中がイベントムードに彩られる時期。クリスマスツリーにイルミネーション、お正月飾りにバレンタインのハートモチーフ・・・。
特に挙式できるホテルやレストランなどは入り口から季節ものの飾りで溢れているので、挙式・披露宴会場に入る前から雰囲気たっぷり!
そこで街中の演出を味方につけて、会場内も同じイベントテーマの装飾にすれば、気分がガラッと変わることはないし、終わってからも街の雰囲気で結婚式の余韻を楽しめますよ。
式場の外も装飾の一環にする!
上記でも紹介したとおり、街中のイベントムードを式場にも再現しましょう!
大切なのはテーマやイメージカラーを定めて、装花をチョイスすることです。
12月のテーマ やっぱり外せない【クリスマス】
12月といえば、もうクリスマスしかないですよね!
【赤×緑】のクリスマス定番カラーを表現する装花はこちら。
ポインセチア
- 楽しめる時期は12月〜1月
- 装飾のラメがシルバーなら雪感、ゴールドならゴージャス感を味わえる
- ホワイトのポインセチアならホワイトクリスマスを演出
モミの葉とりんご
- 花以外に果実も装花として使用できる
- キャンドルを添えれば聖なる夜を演出

1月のテーマ めでたさ溢れる【和モダン】
1月はお正月に成人式と日本のめでたい雰囲気が漂っていますよね。
そんなめでたい「和」をカラーで表現するとしたら【紅白】です。使用したいお花はこちら!
紅白の椿

引用:アトリエレモンリーフ公式ホームページ
- 楽しめる時期は11月〜4月
- 紅白のコントラストが結婚の祝福感を表現
- 画像のようにふわふわのコットンフラワーを添えれば初雪感も出る



ピンポンマム

引用:ブ・ブラン公式ホームページ
- メインは秋だが、春先まで楽しめる
- マム=菊で、名称は「ピンポン玉のような菊」という意味
- 黄色、緑、ピンク、紫、白とカラーが豊富
- ガーベラやバラなど他の花に組み合わせると和テイストをちょい足しできる

2月のテーマ ハートがいっぱい【バレンタイン】
2月のバレンタインは【赤】でハートや愛のイメージを表現したいと思います。
真っ赤なバラ

引用:八雲迎賓館公式ホームページ
- メインは5、6月だが、一年中楽しめる優秀な花
- 単一使いでも豪華な雰囲気が出て、インパクト大!


くすみピンク×ダークカラーのドラセナの葉

引用:プロポーズフラワー公式ホームページ
- ドラセナは1年中楽しめる観葉植物で葉の色は緑、縞模様、茶色など多彩
- くすみピンクの花を組み合わせると大人なバレンタインカラーに

冬に使える花々
「冬は選べる花が少ない」ってまだ思われている方もいるかもしれませんが、冬に開花したり、通年流通している花は意外と多いもの。
みなさんの冬の装花の可能性が広まるようにいくつかご紹介しますね。
種類 | 花の色 | 楽しめる時期 |
ナンテンの実 | 赤(上の画像の植物) | 11月〜2月 |
スイセン(水仙) | 白、オレンジ、黄色など | 11月中旬~4月 |
クリスマスローズ | 白、ピンク、黄色、緑、紫など | 1月〜3月 |
ノースポール | 白(中央は黄色) | 12月〜5月 |
シンビジウム(ラン) | 白、ピンク、オレンジ、黄色、緑など | 12月〜4月 |
シンビジウム

引用:NHK出版「みんなの趣味の園芸」より
冬らしい白い花が多い印象ですが、意外といろんなカラーもありますね。
なので、「どうせ使える花なんてあんまりないでしょ」なんてノープランで結婚式の打ち合わせに行くと、ビジョンを固めるのに時間がかかってしまいます!
花の種類の指定まではいかなくても、「こんな雰囲気にしたい」「この色の花は絶対使いたい」って希望は定めてから打ち合わせに行くようにしましょうね。
まとめ
まとめ
- 冬は費用が他の季節よりリーズナブルなので生花装花で街のイベントムードを式場内にも再現してみる
- 12月装花は【赤×緑】でクリスマスムードに
- 1月装花は【紅白カラー】or【ピンポンマム】で和モダンを楽しむ
- 2月装花は【真っ赤なバラ】or【くすみピンク×ダークカラーのドラセナの葉】でバレンタインを演出
- 冬に楽しめる花は意外とあるので希望イメージは明確にしておく
冬の結婚式の装花選び楽しそうではないですか!?
今回は「寒い冬でも心は暖かく」を目指して、生花でイベントモードにする提案をしてみました。
私も初めて装花をお持ち帰りしてからは積極的にいただいてます♪
お花をもらえる嬉しさと新郎新婦の幸福感もおすそ分けしてもらった気分になれるので、やっぱり生花装花はおすすめです。
冬の結婚式で費用が少し抑えられた分、ゲストテーブル装花だけでも生花を検討してみてもらえるといいかなと思います。
このサイトでは四季に合った装花を紹介していますので、挙式季節が決まった花嫁さんは是非その季節の装花を参考に見てみてください。
もし「この装花の提案気に入った!」って思った記事があれば、ブックマークしてプランナーさんに「こんな装花にしたい」って言ってもらえたら嬉しいです。